こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中は、写楽の夏酒、写楽「夏吟うすにごり」（令和二酒造年度）純米吟醸です。
■夏吟うすにごり
会津若松に蔵を構える宮泉銘醸の看板銘柄、「写楽」（しゃらく）。
数ある日本酒のなかでも熱い支持を集める銘酒。館長ふゆきも大好きな銘柄です。
「写楽」は、廃業の危機にあった兄弟蔵元の銘柄を宮泉銘醸が引き継いだもの。
現社長の宮森義弘さんが、酒米から仕込みなど細部までこだわった酒造りへ蔵を改革して、歴史から消えかけていた「写楽」を復活再生しました。
今日いただくのは、そんな「写楽」の季節限定酒。
写楽の夏酒、「夏吟うすにごり」（令和二酒造年度）純米吟醸です。
暑い夏も、日本酒愛は止まりません。特に、新型コロナの影響で酒蔵は厳しい夏を送っています。
私たち日本酒ファンにできるのは、ステイホームでも美味しい日本酒を楽しんで、各地の酒蔵にエールを送ること。
負けるな、蔵人たち！日本全国の飲兵衛たちが皆さんを応援しています。
暑い夏も新型コロナも、美味しい日本酒で吹っ飛ばしましょう！
■飲み口は
…という、いつになくアツい夏を迎えている我が家の食卓。
今日は写楽の夏酒で、暑い夏を吹っ飛ばします。
宮泉銘醸が醸す夏酒、写楽「夏吟うすにごり」純米吟醸。
杯に注ぐと、やや白く霞んだうすにごりの酒が杯を満たしていきます。
その美しい霞みを眺めながら、杯を口に運びます。
すると広がる、ツーンとした強めの酸味。暑さにへばった身体がシャキッとするように、隅々に浸透していきます。
そして鼻を抜けていく吟醸香。なんて美しい香りなのでしょう。
なんか、日本酒というより、フレッシュな果汁のよう。さらに身体がシャキッとしていきます。
さらに、残り香とも言うべき渋みが口の中をリフレッシュしてくれます。
これは何杯も何杯もいけちゃうループ酒…。流した汗の分だけ吸収しちゃいそうな、飲み過ぎ注意な麗酒です。
やっぱり日本酒は美味しい…。写楽の夏酒も見事でした。
がんばれ、酒蔵の皆さん！がんばれ、蔵人たち！これからも飲んで応援します！
ありがとう、写楽！ ありがとう、夏吟うすにごり！
■基本情報
品名：写楽 純米吟醸 夏吟うすにごり（令和二酒造年度）
原材料名：米（国産）、米麹（国産米）
原料米：麹米（山田錦21％）、掛米（夢の香78％）
精米歩合：50％
アルコール分：16度
製造者：宮泉銘醸株式会社
福島県会津若松市東栄町8-7
