「陸奥八仙」"蔵限定"純米大吟醸!八戸酒造で出会った幻の1本!凛と美しい一滴

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「陸奥八仙」"蔵限定"純米大吟醸!八戸酒造で出会った幻の1本!凛と美しい一滴です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■八戸酒造"蔵限定"陸奥八仙

今日の日本酒は、青森県八戸市の名蔵「八戸酒造」を訪れたときに出会った逸品。
蔵でしか手に入らない最高級ラインナップ、「陸奥八仙」"蔵限定"純米大吟醸です。

現地を訪れると、まるで時代をさかのぼったかのような趣のある木造建築がお出迎え。
掲げられた看板を見ると「駒井酒造店」と書いてあります。元々、八戸酒造の屋号は「近江屋」(駒井酒造店)でした。
この屋号は、創業当初、初代の駒井庄三郎が近江から八戸に移り住んだことに由来しています。 

そんな1775年(安永4年)創業の駒井酒造店こと八戸酒造が醸す代表銘柄が、「陸奥八仙」(むつはっせん)です。
日本酒ファンの間でも人気の銘柄で、全国の酒販店でも目にすることが多くなりましたが、今回いただくのは、蔵でしか手に入らない逸品

陸奥八仙のなかでも最高級の純米大吟醸。ラベルデザインからしてプレミアム感たっぷり、蔵限定の幻の1本す。
今日の夢中は、日本酒ファンにはたまらない限定酒、青森八戸の老舗酒蔵が醸す「陸奥八仙 蔵限定 純米大吟醸です。

■飲み口は

それでは早速、八戸酒造の蔵限定「陸奥八仙 純米大吟醸」をいただきましょう。

杯に注ぐと、その液体はクリスタルのように透き通り輝きます。真っ黒の瓶とラベルとは対照的…。
魅せられるように杯を近づけると、華やかな吟醸香が一気に立ち上がりました。瑞々しいフルーツの香りです。

香りもろとも口に含むと、きりりと透き通った味わい。雑味の一切ない、凛と美しい旨みが口中に広がります。
はじめの印象はとてもフルーティ。上品な果実香が舌に沁みとおるように、フローラルな味わいを演出します。

そのあとに、きめ細やかな酸味が追いかけてきます。こちらも果実系、採れたてのリンゴをかじった時のようなフレッシュな酸味が広がります。
酸味が喉を満たした辺りで口のなかを包むのが、ほんのりやさしい甘みです。この余韻はたまらない…。米の甘みがふわりと残り、すぐに「もうひと口飲みたい」と思わせてくれます。

これは極上の日本酒でした。華やかな香りと透明感のある旨み、フレッシュな酸味と米由来の優しい甘み。
「陸奥八仙 蔵限定 純米大吟醸」は、日本酒の粋を集めたような芸術品のような一杯でした。蔵限定ですが、この酒を飲むために青森八戸に行く価値はあると思えてしまいます。

今日の日本酒は、「陸奥八仙」"蔵限定"純米大吟醸!八戸酒造で出会った幻の1本!凛と美しい一滴でした。
ありがとう、八戸酒造! ありがとう、陸奥八仙 蔵限定 純米大吟醸!

■基本情報

名称:陸奥八仙 蔵限定 純米大吟醸
原材料名:米(青森県産)、米麹(青森県産米)
精米歩合:40%
アルコール分:16度
製造者:八戸酒造株式会社
青森県八戸市大字湊町あざ本町9番地

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