こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、秋田の名蔵から届いたオレンジラベル、「山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒」です。
■山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒
秋田の名蔵「山本酒造」から、新しい日本酒が届きました。
それがこちら。「山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒」です。
鮮やかなオレンジラベルが刺激的かつ魅力的…。
酒屋でこのラベルを見た人は誰もが興味を引かれるんではないでしょうか。かく言う館長ふゆきがそうでした…。
品名はサンセットオレンジ。これは、さらに興味が高まりますよね…。
でもなんでサンセットオレンジなんだろう?その名付けの経緯がラベル裏に書かれていました。
この商品は蔵元の山本が日本海に沈む夕日を眺めながら黄昏ている時にふと思い付いた限定酒で名称に深い意味はございません。原料米の使用比率は美山錦98%、秋田こまち2%です。2%の理由はTwitter「秋田の山本ですが」で発表しますが、これまた深い理由はないです(笑)。
(ラベル裏より)
マジかぁ…。深い意味はないのかぁ…。
たしかに、山本さんはそんなネーミングをします。前科もあります(苦笑)。
ちなみに、Twitterではまだ2%の理由はつぶやかれていないようですが、次のようなツイートがありました。
新商品の純米吟醸サンセット・オレンジです。美山錦と6号酵母の組合せ。(中略)
(Twitter「秋田の山本ですが」より)
サンセットって夏じゃない?という意見があり、今回はあいさつ代わりに生原酒で。来春に仕込む火入れは8月に出荷します。
なんと…。8月には火入れが出るんですね。
では、名前の由来はさておき、挨拶代わりの一杯をいただきましょう。今日の夢中は、「山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒」です。
■飲み口は
それでは早速、秋田の銘酒 「山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒」をいただきましょう。
一口すすると、生酒ならではのフレッシュな微発泡感がはじけます。
このフレッシュさを助長するのが、採れたての柑橘のような爽快な酸味です。
これはキーンと冷やして飲みたい…。爽快な飲み口に気持ちがシャキッとします。
ただ、それも初めだけ…。このフレッシュな飲み口に油断して、グビグビやってるとすっかり酔いがまわっています。
これ、要注意なのは、酸味だけでなく、仄かに渋み苦みがあること。
渋みと苦みが口の中をリフレッシュして、つい杯を進めちゃうんですよね。いつまで経っても、フレッシュな飲み口を楽しみながら杯を傾けています。これは危険…。
これはサンセット(日没)というより、サンライズ(日出)じゃないかしら。
もちろん、蔵元の山本さんも名称には深い意味はないと言っているので、あまり気にしなくていいのでしょうが…。
でも、ちょっとだけ、8月に出荷されるという火入れバージョンも期待しちゃいます。
火入れされて寝かされているそちらは、もしかして黄昏時に傾ける、大人の山本サンセットになってるんじゃないかしら?
そんな妄想もふくらむほど、気持ちよく酩酊しちゃった館長ふゆき…。
やっぱり山本は美味しいですよね。これからも、飲兵衛を惹きつける日本酒をよろしくお願いします!
ありがとう、山本! ありがとう、サンセットオレンジ!
■基本情報
品名:山本 サンセットオレンジ 純米吟醸生酒
原材料名:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
精米歩合:55%
アルコール分:55%
製造者:㈱山本酒造店
飽きて県山本郡八峰町八森字八森269