こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、鳴子温泉郷の中山平温泉でつくられた純米酒「中山平」です。
■鳴子温泉
鳴子温泉は、宮城県の大崎市にある名湯です。
宮城県の秋保温泉、福島県飯坂温泉と並んで、奥州三名湯に数えられることもあります。
「鳴子」の名前は、源義経と郷御前の間に子供が生まれたときに同温泉が産湯に使われたことから、「啼き子(なきこ)」が転じて「鳴子(なるこ)」となったという伝承があります。
そんな鳴子温泉の中山平温泉でつくられたオリジナルの日本酒が「中山平」です。
酒米に中山平産の「ひとめぼれ」を使用し、仕込み水に天然の温泉水を使った地酒です。
温泉水を使った純米酒…。どんな味がするんだろう?
■飲み口は
それではさっそくいただきます。
温泉水をつかった地酒ではありますが、冷やでいただきます。
杯に注いで、まずはひと口ごくり。
残念ながら(?)温泉臭はしませんでした。硫黄臭ももちろんありません。
むしろ、なんとも清らかな飲み口です。
酸味がやや強めですが、後を追ってまろやかさが口の中にひろがります。
すっきり飲みやすい日本酒です。温泉に入った後に飲んだらもっと美味しいんだろうな。
杯を進めるほどに鳴子温泉に行きたくなる日本酒なのでした。
ありがとう、中山平! 行きたいぞ~、鳴子温泉!
■基本情報
商品名:中山平 特別純米
使用米:ひとめぼれ(中山平産)
仕込み水:温泉水(みちのく精水工場)
原材料名:米(中山平産)、米麹(中山平産)
精米歩合:60%
アルコール分:15度以上16度未満
醸造元:田中酒造店 大崎蔵 宮城県大崎市古川馬寄字屋敷3-2