こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「栄光冨士」から届いたこちらの日本酒「ゼブラ2020」。純米大吟醸、無濾過生原酒です。
■ゼブラ2020
黒と白。何ともインパクトの強いゼブラ(しまうま)ラベル。
それが、今日いただく日本酒、その名も「ゼブラ2020」。お気に入りの酒蔵「栄光冨士」から届いた新しい日本酒です。
「栄光冨士」を醸すのは、山形県鶴岡市に蔵を構える富士酒造。
江戸時代中期1778年(安永7年)創業の実力派酒蔵。代表的な銘柄が「栄光冨士」です。
そのユニークな銘柄名とラベルデザインも魅力です。
これまでも、「逸閃 風刃」(いっせんふうじん)、「星祭」(ほしまつり)、「黒狐」(Black Fox)などをいたきました。
今回ラベルに起用されたのは「ゼブラ(しまうま)」。
なんで?あまり日本酒とは縁がないように思うけど…。そんな疑問に答えるように、ラベル裏にメッセージが記載されていました。
酒造好適米「五百万石」を醸した、穏やかな旨味と、スッキリとしたキレ味が特徴の純米大吟醸です。
「ZEBRA」=「シマウマ」は、基本的に群れを成して支え合い生存している草食動物です。
栄光冨士は現在「無濾過生原酒シリーズ」+「限定火入れ酒」だけでも、30種類以上ものお酒があり、その全てお酒を連ね、その全てをひとつの単位として「栄光冨士」が成り立っているものだと考えております。
「ZEBRA」と名付けた理由もここにあり、お客様に支え続けて頂いている「栄光冨士」が、個性溢れる「酒米」や様々な「酵母」の、多面的な魅力を追い求め、醸した中のひとつである「五百万石」と言う酒米が持つ魅力に、更により多くのお客様に改めて気づいて頂きたいという想いから名付けられました。
これからも皆様の宴席にて「白か黒か」と言うよりも、「白も黒も」と言う想いで「栄光冨士」を楽しんでいただければ幸いです。
(ラベル裏より)
なるほど。白も黒も。「一閃 風刃」も「星祭」も、「黒狐」も「ZEBRA」も楽しんでほしい。
そんな思いを、群れを成す草食動物の名に託したのですね。
しかも、酒米「五百万石」への思いも込められているようです。それでは早速、いただきましょう!
■飲み口は
栄光冨士「ゼブラ2020」純米大吟醸、無濾過生原酒。
杯に注いで、ぐいっと一杯口に含みます。
すると、フレッシュな酸味が微発泡感とともにしゅわーっと広がります。
そしてやって来る上品な甘み。酸味と甘味がともにダイレクトに味を主張するかのよう…。
そして後味に残る渋味が、スッキリとしたキレ味を演出します。
この辺りは、新潟の端麗辛口酒で多く使われる酒米「五百万石」の効果かもしれませんね。
これは確かに「白も黒も」のように、いろんな味を楽しめる一杯。
五百万石の魅力も見事に引き出した栄光冨士。次の日本酒も楽しみです。
ありがとう、栄光冨士! ありがとう、ZEBRA!
■基本情報
品名:栄光冨士 ZEBRA 純米大吟醸 無濾過生原酒
商品名称:ゼブラ2020
酒質:純米大吟醸
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用酒米:五百万石100%
精米歩合:50%
酒米産地:新潟県/富山県
使用酵母:山形酵母
日本酒度:±0.0
酸度:1.4
アミノ酸度:0.9
アルコール分:16.8度
製造者:冨士酒造株式会社
山形県鶴岡市大山三丁目32-48