
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「聖 特別純米 若水60」生酒!若水の力強い旨味と弾けるフレッシュ感、美しい酸に酔いしれる…です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■聖 特別純米 若水60 生酒
今日の日本酒は、近年の日本酒界隈で注目を集めている群馬県の銘酒をいただきましょう。
それが「聖(ひじり)」。赤城山麓で酒造りに励む「聖酒造」が醸す日本酒です。
聖酒造は、群馬県渋川市に位置する、天保12年(1841年)創業の歴史ある蔵元です。
雄大な赤城山の麓、豊かな自然に囲まれた地で、利根川の伏流水を仕込み水に使用しています。
「酒の名を 聖と負ほせし古の 大き聖の言の宣しさ」
(意味:酒の名前を聖人と名付けた昔の大聖人の言葉はなんとすばらしいことか)
そんな万葉の歌人・大伴旅人が読んだ歌から屋号をとったという聖酒造。
その酒造りへの想いを受け継ぎ、若き造り手たちが生み出す瑞々しい酸と香りが特徴的な日本酒は、全国の地酒ファンの間で急速に支持を広げています。
今回いただくのは、聖酒造が醸す「聖 特別純米 若水60 生酒」です。群馬県産の酒造好適米「若水」を100%使用した逸品。
ラベルの「聖」の赤い文字からあふれ出るような力強さを感じます。果たしてどのような味わいなのか、期待で胸が高まります。

■飲み口は
それでは早速、老舗酒蔵・聖酒造の渾身の一本「聖 特別純米 若水60 生酒」をいただきましょう。
トクトクと杯に注いだ途端、鼻腔に飛び込んでくる爽やかな果実の香り。
若々しい草花が一面に芽吹いていくような香りの広がりに、思わず目を閉じてしまうほど魅了されます。


そのまま導かれるように杯を近づけひと口含むと、まず感じたのはピチピチとした微発泡感です。
爽やかな香りと同様に若々しい草花の生命力を感じさせる、生酒らしいフレッシュなガス感が舌の上で踊ります。
第一印象は、非常にクリアで、ジューシーな甘みが広がります。ただそれは、ベタつくような甘さではなく、フルーツの果汁のような爽快なものです。
やがて、「若水」らしい米の旨味とコクがグッと押し寄せます。ここに聖酒造の特徴である「酸」が加わります。


キリッとした酸味が、米の甘味を美しく引き立て、立体感のある味わいを作り出しています。
喉を通る瞬間は驚くほどスムーズ。最後は潔いほどスッとキレます。これは酒聖も引き込まれること間違いなし。「もう一口、あとひと口」と杯が進んでしまう、魅惑の日本酒です。
気づけばすっかりいい気分。生酒のフレッシュさと、酒造好適米「若水」の持つ骨太な旨味、そして聖酒造が得意とする美しい酸が見事に調和した日本酒に、すっかり魅了されたのでした。
今日の夢中は、「聖 特別純米 若水60」生酒!若水の力強い旨味と弾けるフレッシュ感、美しい酸に酔いしれる…でした。
ありがとう、聖酒造! ありがとう、「聖 特別純米 若水60 生酒」!
■基本情報
名称:聖 特別純米 若水60 生酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:群馬県産 若水100%使用
精米歩合:60%
アルコール分:15%
製造者:聖酒造株式会社
群馬県渋川市北橘町下箱田380










