朱鷺跳ぶ大地と蛍舞う水が生んだ佐渡の銘酒「天領盃 純米吟醸」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、新潟佐渡の銘酒「天領盃」。純米吟醸、しぼりたて生原酒です。

■天領盃

「佐渡のお酒は美味しい」
日本酒好きのなかに、そんなことを言う人がいます。

そんな佐渡のお酒の代表銘柄の一つが「天領盃」です。
佐渡の最高峰「金北山」の自然の恵みをたっぷり生かした酒造りを行っています。

まずは酒米
佐渡の米は、朱鷺が食べても害がないよう、農薬は規定の50%までしか使用できません。
「天領盃」では、そんな自然が生んだ佐渡産の米をふんだんに使用。こだわりの米、9割が佐渡産です。

さらに仕込水
同蔵の仕込水は、金北山からの天然水を使用しています。
その水は、雪解け水が生んだ、不純物のないとてもきれいな軟水。敷地内に蛍が飛び交うほどのきれいな水なんだとか。

そして造りへのこだわり
同蔵は全量自社精米にこだわっています。質の高い精米が売りの一つ。
さらに機械も積極的に導入。それは酒造りに不可欠の微生物に最良の環境をつくるため。
雑菌を排除するためにコンピューター制御を用いています。これも良い酒をつくるためのこだわりなんでしょうね。

■飲み口は

それでは、さっそく佐渡の銘酒をいただきます。

これはなんともフルーティ
心地よい酸味が口の中に広がります。柑橘系の果実の香り。

そして透明感のある旨み。これが金北山の水の旨みなのかしら。
杯を傾けると、水辺に蛍が舞う姿が目に浮かびます。美しい飲み口です。

ラベルを読むと、このお酒は、蔵元の加登仙一氏が初めて造りに携わったお酒とのこと。
次のようなメッセージが記されています。

酒質設計、もろみ管理等、初めてのことばかりで、不安で眠れない毎日でしたが、蔵人達のおかげで商品として出すことができました。
手に取ってくださった皆様への感謝、一緒に造ってくれる、支えてくれる蔵人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、よりおいしいお酒を目指して一歩一歩前へ進んでいきます。

素敵な感謝の言葉ですね。これからも美しい酒づくりを続けてください。

佐渡のお酒は美味しい!ありがとう、天領盃!

■基本情報

品名:天領盃 純米吟醸 しぼりたて生原酒
アルコール分:16度
原材料名:米(佐渡産)、米こうじ(佐渡産米)
精米歩合:58%
製造者:天領盃酒造株式会社 新潟県佐渡市加茂歌代458

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