こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中は、南魚沼の銘酒たかちよから届いた夏酒、「たかちよ Summer Blue」純米大吟醸です。
■たかちよ Summer Blue
今日の日本酒は、お気に入りの酒蔵「高千代酒造」から。
すでに当「夢中図書館 日本酒館」でも何度も紹介している、新潟県の南魚沼にある酒蔵です。
米の品種や精米歩合を工夫して、これまでにない日本酒づくりにチャレンジしている酒蔵です。
この高千代酒造から、夏の日本酒が届きました。それが、「たかちよ Summer Blue」純米大吟醸、無調整生原酒です。
ひらがな「たかちよ」シリーズにはそれぞれテーマになる果実があります。
今回目標にしたのは、「熟れたパイナップル」です。
シルバーラベルは、なんと「パイナップル缶」がイメージなのだとか。
英文字を切り貼りしたような、ポップなデザインもカッコいいですね。いつもひとひねり利いたラベルデザインは、もはや日本酒界のアンディ・ウォーホールの領域です…。さすがです。
■飲み口は
それでは早速、シルバーラベル「たかちよ Summer Blue」をいただきましょう。
日本酒の最高峰、純米大吟醸。無調整「夏」生原酒です！
杯に注いで、グビリとひと口。
すると、ピリッと舌に来る微発泡感。さすがは無調整の生原酒です。
フルーティな酸味がシュワッと広がります。これがSummer Blueの味わいか…。
じめっとした暑さを吹き飛ばしてくれそう。キンと冷やした状態で飲むと、爽快感バツグンです！
ただ、夏だからスッキリ酸っぱく…というのではないんですね。
その後に、口の中に強めの甘みが広がります。これが、結構強めなんです。まるで蜜のよう…。
そうか、これが「熟れたパイナップル」なんだ…。
たしかにこれは、若い果実ではない。大地の旨みを熟成させたような贅沢な味わい。
この甘さは、南魚沼の豊かな自然をたっぷり取り込んだ米のせいかもしれません。
やるなぁ、Summer Blue。この夏酒は、甘い誘惑に満ちています。飲み過ぎにはくれぐれもご注意を…。
ありがとう、たかちよ！ ありがとう、Summer Blue！
■基本情報
品名：たかちよ 純米大吟醸 Summer Blue
アルコール分：16度
原材料名：米（国産）・米麹（国産米）
精米歩合：48％
製造者：高千代酒造
新潟県南魚沼市長崎328-1
