新政の"猫"がさらに強く美しく進化!白麹仕込の純米酒「亜麻猫2022」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、新政の"猫"がさらに強く美しく進化!白麹仕込の純米酒「亜麻猫2022」です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■亜麻猫

今日の日本酒は、秋田の名蔵から届いたこちらの酒。
新政「亜麻猫2022」白麹仕込純米酒(令和4酒造年度/2022-2023)です。

この酒を醸すのが、米どころ秋田に蔵を構える新政酒造
日本酒ファンにはお馴染みの人気の酒蔵。看板銘柄の新政「No.6」(ナンバーシックス)は人気殺到の日本酒になっています。

今回いただくのは、新政ラインナップの中でも最も個性的とされる「亜麻猫」(あまねこ)です。
この「亜麻猫」、何が個性的かというと、通常の清酒用麹に加えて、強い酸味を持つ焼酎用麹(白麹)を用いて醸されていること。

そうすることで、日本酒離れした酸味を楽しめるのが特徴。この亜麻猫2022で誕生から14世代になります。
何世代目から飲んでるんでしょうか…。毎回その個性的な味わいに魅了されている日本酒です。

ラベル裏には次のようなメッセージが記載されています。

白麹を用いた酒の最先駆であり、当蔵きっての高酸味酒が、この「亜麻猫」です。極甘口の貴醸酒「陽乃鳥」とは真逆の、新政流の極辛口酒に位置する銘柄であり、本年度で誕生から14世代を迎えることになりました。なお今シーズンの秋田の酒米は、残念ながらたいへんな不作でした。さらには難溶性で、酒の採取量がたいへん少ない状況です。ただ、こうした作柄に特徴的な「透明感あふれる表現」をこそ、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。本シーズンも「猫」の進化にご刮目ください。

(ラベル裏より)

まだまだ「猫」は進化しているのか…。今年の「猫」はどんな味なんだろう…。
今日の日本酒は、新政「亜麻猫2022」白麹仕込純米酒。さっそくいただきましょう。

■飲み口は

それでは、新政の「猫」…白麹仕込の純米酒「亜麻猫2022」を開栓します。

新政シリーズのラベルって趣ありますよね。和紙の具合も猫のデザインも…。
この辺りにもこだわってるのが新政の魅力。そんな「亜麻猫」ラベルを眺めながら、杯にトクトクと注ぎます。

そして、そのまま杯を口もとに持っていくと、グビリとひと口あおります。
その瞬間、衝撃が走ります。これが日本酒かという衝撃の味わい。一言でいうと、「酸っぱい」

昨年「亜麻猫2021」を飲んだときも驚かされた、シャキッとするような酸味が口いっぱいに広がります。
しかも、その酸味は昨年にも増してキリリと芯が強く、美しく感じます。これが「猫の進化」なのか…。

それでいて、酸味の味わいだけにとらわれないのは、やわらかな甘みが残るから。
この甘みは、不作ながらも懸命に実った秋田県産の酒米「秋田酒こまち」が生み出す生命の証しでしょう。

気づけば、杯がどんどん進んで、すっかり気分はゴキゲンに。
今年も新政の「猫」にやられました…。「亜麻猫2022」は、さらに強く美しく進化していました。来年どんな進化を遂げるのか、今から楽しみです。

ありがとう、新政! ありがとう、亜麻猫!

■基本情報

名称:亜麻猫 白麹仕込純米酒
特殊製法:白麹使用 高酸味酒
アルコール度:13度
原材料名:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
原料米名:秋田酒こまち100%使用(2022年収穫秋田県産)
精米歩合:麹米60%、掛米60%
使用酵母:きょうかい6号
発酵容器:木桶(13号)
製造者:新政酒造株式会社
秋田県秋田市大町6丁目2-35

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