こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、心がわき立つようなネーミングの日本酒、「山本 うきうき」純米吟醸生酒です。
■山本 うきうき
このネーミングに、このラベル…。これは手に取っちゃうでしょう。
「山本 うきうき」純米吟醸生酒。
「うきうきピンク」などと呼ばれて、日本酒ファンから愛されている春の季節限定酒。
その名前の由来が、ラベル裏に書かれていました。
この商品は、搾りたての生酒に薄く滓を絡め、春の雪解けを表現した限定酒です。「うきうき」は蔵元の山本が春をイメージした際に思い浮かんだフレーズで、特に深い意味はございません。コロナ禍で飲食業界は大変厳しい状況に直面しております。一日も早い終息を心から願っております。
(ラベル裏より)
さすが、新しい酒造りに飽くなく取り組む山本さん。
深い意味はないとさらりと言いながらも、コロナ禍で苦境に陥る飲食業界への思いを刻んでいます。
こんなときだからこそ「うきうきピンク」!明るく元気に、コロナを吹っ飛ばしたいですね!
なお、この山本友文さんが6代目蔵元を務める山本酒造は、白神山地のふもと秋田に蔵を構えます。
山本酒造は、その白神山地から湧き出る天然水を直接蔵に引き込んで、酒造りにふんだんに使用しています。
まさに、白神山地の雪解けを祝うような春の酒。
今日は、「山本 うきうき」純米吟醸生酒をいただきます。
■飲み口は
それではさっそく、ピンクラベルの「山本うきうき」純米吟醸生酒をいただきます。
杯に注いで、まずはひと口。
やさしくシルキーな飲み口です。滓がほのかに舞う様はまるで春霞。ビューティホー…。
生酒ならではのピリッとした酸味。その後に広がるフルーティな香り。
低アルコールなので日本酒初心者にもおススメ。軽やかな飲み口に、どんどん杯が進みます。
爽快感あるやさしい味わいは、まさに春の酒です。
ピンクラベルも手伝って、飲むほどに心が「うきうき」してきます。
いつも通りの毎日が送れない今日この頃ですが、だからこそ「うきうきピンク」で春の雪解けを祝いたい。
造り手の思いが込められた「山本 うきうき」は、やさしくて爽快感あふれる美酒でした。
ありがとう、山本! ありがとう、うきうき!
■基本情報
品名:山本うきうき 純米吟醸 生酒
アルコール分:14度
原材料名:米(秋田県産)、米麹(秋田県産米)
精米歩合:55%
製造者:株式会社山本酒造店
秋田県山本郡八峰町八森字八森269