こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、千葉県大多喜町の地酒、「大多喜城」純米吟醸原酒です。
■大多喜城
千葉南房総の大多喜町に蔵を構える豊乃鶴酒造。
創業が江戸天明の時代(1781-88年)という老舗酒蔵です。
蔵のある大多喜町は、緑あふれる自然に囲まれた城下町。
街を見渡すように、小高い山には大多喜城がそびえています。
城ぶら「大多喜城」!徳川四天王・本多忠勝ゆかりの千葉の名城
この城のある大多喜藩は、徳川家康麾下の勇将・本多忠勝が初代藩主を務めた雄藩です。
忠勝は、元あった城を3層4階の天守を持つ近世城郭に大改築を行いました。
その後、明治期に入って城は取り壊されますが、昭和50年に再建。
いまも大多喜の街を高い丘の上から見守っています。
■飲み口は
さて、今日いただく日本酒は、その大多喜町のシンボルの名を冠した逸品。
「大多喜城」純米吟醸原酒です。
ひと口含むと、フレッシュな香りと酸味が広がります。
ただ、その後に、濃厚な甘みが喉を満たしていきます。
原酒ならではの力強い飲み口。しかも生酒だから勢いがいい。
まさに、勇将・本多忠勝が守った「大多喜城」の風格を思い出します。
これは、クイクイいくとヤバいやつです。アルコール度数も17度と高め。
気づくといい気分になってました。うむ、苦しゅうない…。
ありがとう、大多喜城!
■基本情報
品名:大多喜城 純米吟醸原酒
アルコール分:17度
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合:60%
製造者:豊乃鶴酒造株式会社
千葉県夷隅郡大多喜町新丁八十八