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館長のふゆきです。
今日の夢中は、「金陵」無濾過純米吟醸生原酒"RASHINBAN"!華やかな香りと果実のような甘味の新酒です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■金陵 RASHINBAN
今日の日本酒は、四国の香川琴平から届いた銘酒「金陵」。
ラベルデザインに羅針盤を採用した、その名も「金陵」無濾過純米吟醸生原酒"RASHINBAN"です。

この酒を醸すのは、香川県琴平町に蔵を構える西野金陵酒造。
同社の起源は万治元年(1658年)に阿波藍の取り扱いを開始したことに遡ります。 安永8年(1779年)に酒造業を始めると、みるみるうちに四国を代表する酒蔵となりました。
その看板銘柄が「金陵」です。地元・香川琴平の金刀比羅宮の御神酒として採用。
「讃岐のこんぴら酒」として、参詣者はもちろん、全国の日本酒ファンから愛される日本酒となっています。
今回いただくのは、そんな「金陵」シリーズから届いた新酒、「金陵」無濾過純米吟醸生原酒 "RASHINBAN"です。
その名のとおり、ラベルに描かれた羅針盤のデザインが印象的な一本。ラベル裏には、蔵元から次のようなメッセージが刻まれています。
しぼりたてのフレッシュで華やかな香りと果実のような甘味が調和した爽やかな新酒生酒です!
■飲み口は
それでは早速、香川琴平から届いた銘酒、「金陵」無濾過純米吟醸生原酒"RASHINBAN"をいただきましょう。
なんと言っても、羅針盤を描いたシンボリックなデザインが斬新…目を奪われます。
そんなラベルを眺めながら、プシュッと栓を開けて、静かに瓶を傾けトクトクと杯に注ぎます。


ひと口含むと、口いっぱいに華やかな香りが広がります。
その香りに引き立てられるように、青りんごやメロンのようなフルーティな甘みがやってきます。
杯を重ねるごとに、舌をしっとりと潤していくような芳醇な甘味…。
ただ、この甘味がくどくならないのは、さすがは生酒、瑞々しい飲み口が心地よいからでしょう。


まさに「しぼりたてのフレッシュで華やかな香りと果実のような甘味が調和した爽やかな新酒生酒」。
まるで羅針盤が指し示したように、その目指す飲み口にブレは無し。個性を放ちながらも、しっかり芯のとおった日本酒でした。
今日の夢中は、「金陵」無濾過純米吟醸生原酒"RASHINBAN"!華やかな香りと果実のような甘味の新酒でした。
ありがとう、金陵! ありがとう、無濾過純米吟醸生原酒"RASHINBAN"!
■基本情報
名称:金陵 無濾過純米吟醸生原酒 新酒 RASHINBAN
アルコール分:16度以上17度未満
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米:オオサト(香川県産)100%
精米歩合:58%
製造者:西野金陵株式会社
香川県仲多度郡琴平町623