こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、土佐高知の地酒「酔鯨 DRUNKEN WHALE」。
夏限定の純米吟醸酒「吟麗summer」です。
■酔鯨 吟麗summer
「酔鯨 DRUNKEN WHALE」。
「酔っぱらった鯨」というなんともスケールの大きな名を冠した日本酒。
この酒を醸すのが、土佐高知の桂浜の近くに本社を構える酔鯨酒造です。
実は年間降水量が日本一の高知県。
雨の雫がつくり出す土佐の豊富な湧水を活用して、南国土佐にしか生まれ得ない清酒を醸し続けています。
今回いただくのは、グリーンの瓶が印象的な夏限定の純米吟醸「吟麗summer」。
鯨の尾のイラストと「Summer has come!」などの英語のメッセージもお洒落ですね。
酔鯨酒造が本格的に吟醸酒造りを始めた最初の商品です。
定番の吟麗は熊本酵母KA-1を使用しますが、この夏酒は酸度が高くスッキリとした味わいを醸し出す熊本酵母KA-4を使用しています。
ちなみに、酔鯨の名前は、幕末に土佐を治めた藩主・山内容堂が自ら名乗った「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」に由来しています。
土佐高知の夏酒「酔鯨 吟麗summmer」、さっそくいただきましょう。
■飲み口は
ひと口含むと、柑橘系の香りが広がります。
舌にピリリ…。刺激のある酸味が口のなかを貫きます。
そして後味に、その酸味の残り香のように、苦味が残ります。
これが、土佐高地の湧水と酵母KA-4の造作なのでしょうか…。
なんともキレ味の際立つ、シャープな飲み口です。
気づけば杯が進んでいる辛口。これは、確かに鯨でも酔っぱらっちゃいそう。
夏にぴったりの純米吟醸酒です。
ありがとう、酔鯨! ありがとう、吟麗summer!
■基本情報
品名:酔鯨 純米吟醸酒 吟麗summer
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:16度
製造者:酔鯨酒造株式会社
高知市長浜566-1