「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒!フレッシュな果実感とヨーグルト感…長井蔵で醸す新酒

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒!フレッシュな果実感とヨーグルト感…長井蔵で醸す新酒です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■磐城壽 季づくりしぼりたて

今日の日本酒は、「復興の酒蔵」と知られる鈴木酒造店から…。
福島県浪江町に蔵を構える同蔵は、2011年の東日本大震災で襲来した津波によって蔵が流されました。

その鈴木酒造店が再起を図ったのが、蔵人が避難した山形県の長井市です。
鈴木酒造店は当地で地場の酒蔵を買い取り酒造りを続けました。蔵は流されても、酒造りへの思いは尽きなかったのですね…。

震災から10年後に、鈴木酒造店は念願の福島浪江への帰還が叶い当地で酒造りを再開します。
しかし、それまでの間、酒造りを支えてくれた山形長井蔵への感謝の思いは変わりませんでした。

今も長井蔵での酒造りは続いています。毎年、その年の幕開けを飾る新酒が同蔵から届けられています。
今回いただくのは、そんな山形長井蔵から届いた新酒「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒です。

果たして、どんな味の日本酒なんでしょうか…。福島も山形も酒どころ、否応なく期待が高まります。
ごくり…喉が鳴ります。それでは早速、鈴木酒造店の長井蔵で醸された2024年の新酒をいただきましょう。

■飲み口は

それでは早速、鈴木酒造店の新酒「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒をいただきましょう。

杯を傾けると、瓶の底に溜まっていたおりが舞って、薄く白く杯を染めていきます
その様はなんとも幻想的…。どんな味か空想しながら、杯を口に近づけてぐびりとひと口。

すると、ピリリと舌を刺激する微発泡感。さすがは、しぼりたて生酒、瑞々しい軽やかな飲み口です。
口当たりは、生命感があってスッキリ爽やか。新鮮な飲み口に引き込まれるように、どんどん杯が進んでいきます。

味わいのほうもフレッシュで、やさしいヨーグルト感や洋なしのような果実感を味わえます。
ミルキーでフルーティな味わいは、果物どころと知られる山形長井の蔵がなせる技か…。これは、どんな料理にも合いそうです。

気づけば、すっかりいい気分…。鈴木酒造店の酒は、浪江蔵はもちろん長井蔵の酒も美味しかった
これからも応援し続けます、「復興の酒蔵」鈴木酒造店!今日の夢中は、そんな鈴木酒造店が醸す新酒、「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒でした。

ありがとう、「磐城壽」季づくりしぼりたて生酒! ありがとう、鈴木酒造店!

■基本情報

名称:磐城 壽 季づくりしぼりたて生酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米) 、醸造アルコール[酒造好適米100%使用]
精米歩合:65%
アルコール分:16度
製造者:株式会社鈴木酒造店 長井蔵
山形県長井市四ツ谷1丁目2番21号

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