「七田 純米 AOY75」人と人の繋がりへの想いを込めた日本酒

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、佐賀の老舗酒蔵から届いた、想いのこもった日本酒「七田 アッセンブラージュ AOY75」です。

■七田 夏純

佐賀の銘酒「七田」
この夢中図書館「日本酒館」では何度も取り上げている、大好きな日本酒です。

醸造元は天山酒造株式会社
1875年(明治8年)、佐賀県小城の地で酒造業を始めた歴史ある酒蔵です。

この老舗酒蔵から、この時期ならではの想いのこもった日本酒が届きました。
それが、 「七田 アッセンブラージュ AOY75」

この日本酒に込められた願いが、ラベル裏に刻まれています。

こんな時だからこそ人と人の繋がりを大切にし、「我々酒蔵、酒販店さん、飲食店さん、消費者の皆様」との輪(和)がこのお酒を通して広がっていく様に願いを込めて。

(ラベル裏より)

そうなんです。「こんな時」とはコロナ禍に見舞われる「今」です。
コロナは、人と人の繋がりを奪いました。それは、酒蔵や酒販店、飲食店を苦しめています。

天山酒造は、こうした現状を憂いて、人と人の輪(和)の大切さを訴える酒をつくりました。
それが、この酒のコンセプトである「アッセンブラージュ」。ブレンドを意味するフランス語で、日本語では混ぜ合わせるといった意味になります。

「七田 アッセンブラージュ AOY75」は、75%精米の異なる3種類の酒米、愛山・雄町・山田錦をアッセンブラージュ。
酒米をつなぎ、人と人をつなぐ、「こんな時」ならではの日本酒が出来上がりました。

■飲み口は

それでは早速、「七田 アッセンブラージュ AOY75」をいただきましょう。

杯に注いで、ぐびりとひと口。
やさしい香りが口の中に広がります。ほんのり果実の風味を感じる上品な香りです。

そして、爽やかな酸味がやって来ます。
穏やかで柔らかな味わい…。これが、3種類の酒米のアッセンブラージュがかもし出す飲み口なのでしょうか。

それぞれの酒米が「我」を主張するのではなく、互いの個性を尊重するかのように、輪(和)を醸し合う…
そうですね。「こんな時」だから、繋がり合うことが必要なのでしょう。

この酒のラベルのデザインは、パズルのピースになっています。
コンセプトでもある、酒蔵、酒販店、飲食店、消費者をイメージ。最後の4つ目のピースは、私たち消費者のもとに届いて完成となります。

これも「繋がり」ですね。もちろん、受け止めます
私でよければ、パズルのピースをはめ込みます。うぃ~っ、ひっく…(笑)。
「こんな時」だからこそ、どんどん飲みましょう。応援します、天山酒造、蔵元の皆さん!ぜったいに乗り切りましょう!

ありがとう、天山酒造! ありがとう、七田 アッセンブラージュ AOY75!

■基本情報

品名:七田 アッセンブラージュ AOY75 純米
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:75%
アルコール分:17度
製造者:天山酒造株式会社
佐賀県小城市小城町岩蔵1520

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