こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中図書館「日本酒館」は、その街の食と酒を楽しむ「その街酒場」。
今日は、秋田県秋田市へ。日本酒ファンにはたまらない居酒屋「永楽食堂」で美味しい料理と美味しい日本酒をいただきます。
■永楽食堂
今日の旅は、みちのく東北の酒どころ秋田へ…。
ここ秋田に、日本酒居酒屋の聖地とも言われる店があります。
それが、秋田市中通にある居酒屋「永楽食堂」です。
なにがすごいかというと、この永楽食堂、日本酒の品揃えが半端ないのです。壁をびっしり覆う日本酒銘柄の数々…。
秋田の地酒はもちろん、全国の銘酒も掲げられています。これは日本酒好きにはたまらない…。
さらに料理の数も半端ない。酒も料理も多彩なラインナップで常に賑わう人気店となっているのです。
膨大なメニューに目がくらみます…もちろん嬉しさで。
その中から最初に選んだのは、秋田の銘酒「新政」の飲み比べ。「エクリュ」「コスモス」「ヴィリジアン」の3種です。
貴重な新政をしかも3種飲み比べできる幸せよ…。他にも新政の銘柄が置いてあるのでファンにはたまりません。
エクリュは美しい酸味、コスモスはさらにキレのある酸味、ヴィリジアンはまろやか…深みのある酸味と甘みを味わえました。
この新政3種を、お通しの「湯豆腐と白魚」。そして、この店の人気メニュー「いわしポテトフライ」と一緒にいただきました。
さすがは日本酒居酒屋の聖地、つまみも最高の酒のお供を取り揃えています。いわしポテトフライは、パリパリ衣とほくほくポテトが絶妙でした。
■秋田の美味しい酒と美味しい料理
あっという間に新政を飲み干して、次はその新政で修行をした若手蔵元が立ち上げた男鹿の酒蔵「稲とアガベ」の日本酒を。
「花風」そして「稲とブドウ」を注文しました。「花風」は爽やかな飲み口、フルーティな酸味で飲みやすい。蒲萄入りのクラフトサケ「稲とブドウ」は、果実由来の酸味が特徴でワインのような味わいです。
酒のお供として注文したのは、秋田の名菜「じゅんさい」と自家製「ポテトサラダ」。
じゅんさいは秋田が全国生産量No.１。独特のプルンとした食感とコリっとした歯ごたえがたまりません…。これまた酒が進んでいきます。
さらに、自分で選べる「利き酒3種」を注文。この飲み比べセットは膨大なメニューがあるなかで嬉しいですね…。
選んだのは、いずれも秋田の銘酒「春霞」「ゆきの美人」「山本アイスブルー」。ぜんぶ純米大吟醸です。
「春霞」はほのかな甘みと米の香り、「ゆきの美人」はしっかりとした酸味、「山本アイスブルー」はスッキリとした飲み口とキレのある酸味を楽しめました。
酒のお供は魚介2品。「まぐろ中落ち」と「鯵のなめろう」。まぐろはとろ旨、なめろうはヤバ旨でした。
気づけばすっかりいい気分。こんな最高の居酒屋があっていいのか…。美味しいお酒と美味しい料理にすっかり魅了されました。
まさに日本酒ファンの聖地。秋田に来た際はまた訪れようと誓って、後ろ髪をひかれるように店を後にしたのでした。
今日の夢中は、秋田で日本酒三昧！日本酒居酒屋の聖地「永楽食堂」でした。
ありがとう、永楽食堂！ ありがとう、秋田のおいしい酒と料理たち！
■基本情報
名称：永楽食堂
住所：秋田県秋田市中通４丁目１４−３３
アクセス：JR秋田駅から徒歩7分
営業時間：16:30～00:00
定休日：日・祝
