「大七」純米生酛 寒おろし!魅惑の微生物の森へようこそ…

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、福島二本松の銘酒、「大七 純米生酛(きもと)」寒おろしです。

■大七酒造

大七酒造
福島県二本松市に蔵を構える、1752年創業の老舗蔵です。

その代表的な銘柄が「大七 生酛(きもと)」
その名の通り、同蔵は、日本酒の古くからの醸造法である生酛(きもと)造りに特化して酒造りを行っています。

生酛造りとは、酒母を手作業でつくる伝統的な手法。
技術の進展とともに酒造工程も変わりましたが、同蔵は手作業で酒母をつくる生酛造りが生み出す豊かな味わいを大切にしています。

いわく、「私達は微生物の森の中から、本当の豊かさをもった酒を産み出していきたいと思っています」
最良の酒へのこだわりが、銘酒「大七 生酛」を生み出しました。

■飲み口は

それでは、そんな伝統の銘酒「大七 生酛」。
今日は、そのラインナップから、「大七 純米生酛」寒おろしをいただきます。

杯に注いで、威勢よく傾けます。
ぐびり…。すると口のなかに広がる力強い酸味と苦味

さすがは、伝統の生酛造り。
日本酒が持つ本来の旨みを惜しげもなく発散させているような、力強い飲み口です。

ラベル裏には、おいしい飲み方として、常温やぬる燗をおすすめしています。
この「寒おろし」は、熟成期間を長めにして初冬から出荷される季節限定酒。
まろやかでとろりとした完熟の味わいが「寒おろし」の魅力です。

これは確かに、一番酵母たちが活性する常温がいいかも…。
それほど、自然の微生物の力を感じる日本酒です。

でも、日本酒が苦手な人は厳しいだろうな…。
日本酒ブームをけん引するワインのような日本酒とは対極的な、粗っぽい男性的な味わい
これは酔っぱらうやつです。気づけば、微生物の森に迷い込んでいました…。

ありがとう、大七! ありがとう、生酛造り!

■基本情報

品名:大七 純米生酛 寒おろし
アルコール分:15度
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:69% 超扁平精米
製造者:大七酒造株式会社
福島県二本松市竹田1丁目66

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