こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、宮城の地酒「鳳陽」純米酒をいただきます。
■宮城県最古の酒蔵
宮城の地酒「鳳陽」(ほうよう)。
これを醸すのは、宮城県最古の造り蔵、内ケ崎酒造店です。
ときは1618年。伊達政宗が初代の内ケ崎筑後に、富谷の地に宿場を設けることを命じたのが始まりと言われています。
酒造業を始めたのは2代目となった1661年。
そこから350年超にわたり、歴史と伝統の酒をいまに伝えています。
■鳳陽
そんな宮城県最古の蔵の醸す酒の中から、今回は「鳳陽」の純米酒をいただきます。
杯に注ぎ、口に含むと、ふわぁっと広がる酸味。
嫌な酸味ではありません。ふくよかな香りとキレのある味わい。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2016」で金賞を受賞したというのも納得。
奥深い旨みに、丁寧な酒造りに励む蔵の姿が浮かびます。
他にも、平成30年東北清酒鑑評会で同蔵の吟醸酒が優秀賞を受賞したり、同蔵の特別純米酒が英国王室御用達ワイン店で初めて取り扱う日本酒として選ばれたり。
歴史と伝統の技がいま、脚光を浴びているようですね。
個人的に興味を持ったのは、「戦国BASARA」とのコラボ日本酒。
たしかに伊達政宗ゆかりだし、キレ味するどい味だし、相性がいいかもしれませんね。
伝統を大切にしながら、新しいチャレンジもあり。
これからも楽しみな宮城の地酒ですね。
ありがとう、鳳陽! ありがとう、内ケ崎酒造店!
■基本情報
品名:純米酒 鳳陽
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:17度
日本酒度:+1
製造者:合資会社内ケ崎酒造店
宮城県富谷市富谷新町27番地