
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中図書館「日本酒館」は、その街の食と酒を楽しむ「その街酒場」。
今日は、青森県五所川原市へ。地元の居酒屋「味処 北大路」で美味しい肴と美味しい日本酒をいただきます。

■味処 北大路
今日の旅は、本州の最北へ遠征…青森の五所川原へ。
美しい自然に恵まれた北東北の地には、美味しい酒も美味しい食もあるんです。
向かったのは、五所川原駅から徒歩5分のところにある居酒屋「味処 北大路」です。
暖簾をくぐると、席はほぼ満席。幸運にもカウンター席が空いていて、そちらに着席しました。

さっそく日本酒をいただきましょう。酒どころ青森の「6種飲み比べ」。
ラインナップは、桃川、菊乃井、豊盃、安東水軍、田酒、山廃白神。なんと贅沢な6種でしょうか…。

「桃川」は、酸味と米由来の匂いと旨み。「菊乃井」は、スッキリした飲み口。やさしい味わいです。
そして銘酒「豊盃」は、やさしい甘み。後味に残る渋味がかった酸味が美味しい。

「安東水軍」は初体験でしたが、強めの酸味、飲むほどにキリッとする感じ。
そしてこれまた銘酒「田酒」は、深みのある旨み、ちょっとクセのある味は大地の旨みか…。
「山廃白神」は、ストレートな酸味と渋味が効いた、強めの酒の味。これは呑兵衛が好きな味です。

これと合わせる料理にまず頼んだのは、「刺身の盛り合わせ」。
青森は海の幸も美味い…。特に名産のホタテはとろ甘。皮もコリコリで噛むほどに塩の香りを楽しめました。

続いてオーダーしたのは、「自家製つくね」と「揚げ焼き鳥」。
焼き目がしっかりついて、パリッと食感と濃いめ甘めのタレが絶妙…。噛むほどに肉の旨みが広がります。これは酒が進みます…。

店内はアットホームな雰囲気。家族運営と思われる厨房は、家庭の台所のようなあたたかい雰囲気でした。
そんな家庭の味そのままというような「玉子焼き」で〆。ふわっふわの食感、やさしい甘みの広がる、まさにおふくろの味でした。

これは、なんて心地よいひとときでしょうか…。今日のその街酒場は「青森五所川原」、居酒屋「味処 北大路」。
おいしいお酒と美味しい料理、そしてアットホームな雰囲気に心地よく酔うことができました。
ありがとう、五所川原! ありがとう、北大路!
■基本情報
名称:味処 北大路
住所:青森県五所川原市本町49
アクセス:JR五所川原駅から徒歩5分
営業時間:17:00~23:00