こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、栄光冨士から届いた夏酒、「七星2021」純米大吟醸、無濾過生原酒です。
■栄光冨士 七星
お気に入りの日本酒「栄光冨士」。
山形県鶴岡市に蔵を構える老舗酒蔵・冨士酒造が醸す代表的な銘柄です。
その冨士酒造「栄光冨士」から、季節限定、出荷数量限定の夏酒が届きました。
それがこちら、「七星2021」。純米大吟醸、無濾過生原酒です。
「STARS」と銘打たれた夏酒シリーズの第1弾。
この栄光冨士は、ラベル名もデザインも独特でいつも魅入られるのですが、今回の「七星」も秀逸です。飾っておきたいくらいですね。
ラベル裏には、蔵元からこんなメッセージが刻まれていました。
創業1778年。江戸時代には天領として酒造りで栄えた、現在の山形県鶴岡市大山地区にて手作りの日本酒を醸し続けている「冨士酒造=栄光冨士」の、出荷数量限定の夏酒「STARS」の第一弾★瑞々しい果実味のある飲み口で、お食事と幅広く合わせてお楽しみ頂ける日本酒度-15の純米大吟醸です★
(ラベル裏より)
山県鶴岡の老舗酒蔵が渾身込めてつくり上げた夏酒「STARS」。
今日はその第1弾、「七星2021」を飲みレポします。
■飲み口は
それでは早速、栄光冨士「七星2021」をいただきます。純米大吟醸、無濾過生原酒です。
杯に注いでひと口ぐびり…。ピリッと舌ではじける微発泡感。
さすがは無濾過生原酒。山形酵母が杯のなかで躍ります。
さらにガツンと来るのが、夏の暑さを吹っ飛ばすような爽快な酸味です。
日本酒度がマイナス15とかなり甘めな設計なのですが、それを吹き飛ばすような青い果実のような酸っぱさ。目が覚めるような酸味が口の中に広がります。
でも、まったく嫌な感じはしないんです。
さすがは老舗酒蔵、ほのかに香る米の甘みが、強い酸味を見事に中和してくれます。
そのおかげで、飲後感はすっきり爽やか。何杯も何杯もいけちゃいます。
料理との相性もぴったり。口の中をリフレッシュしてくれるので、料理を運ぶ手も加速します。
この酒をお供にすれば、夏バテなんて絶対にならないんじゃないかしら。
夏酒「STARS」第1弾。次なる栄光冨士への期待が大いに高まる「七星2021」でした。
ありがとう、栄光冨士! ありがとう、七星2021!
■基本情報
品名:栄光冨士「七星2021」純米大吟醸 無濾過生原酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
使用酒米:出羽の里100%(山形県産)
精米歩合:50%
使用酵母:山形酵母
日本酒度:-15.0
酸度:14
アルコール分:15.2度
製造者:冨士酒造株式会社 山形県鶴岡市大山3-32-48