
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中図書館「日本酒館」は、その街の食と酒を楽しむ「その街酒場」。
今日は、歴史と美食が交差する街「京都」へ。京都の誇る名店「萬寿寺はくらん」で、美味しい料理と美味しい日本酒をいただきます。

■萬寿寺はくらん
今日のその街酒場は、千年の都・京都へ。
向かったのは、静けさと情緒が漂う京都の街並みの中に佇む「萬寿寺はくらん」です。


さっそく日本酒からいただきましょう。一杯目は秋田の銘酒、「ゆきの美人」夏のしぼりたて生酒。
ひと口含むと、すっきりとした酸味が喉を潤します。夏の暑さを忘れさせてくれるような、清涼感あふれる飲み口です。


合わせる最初の料理は、「あわびのやわらか煮」。4〜5時間かけてじっくり煮込まれた鮑は、驚くほど柔らか…。
下には食感豊かなもずくが敷かれており、シャキシャキとした食感とあわびの深い旨みが合わさります。酸味の効いた「ゆきの美人」がその旨みをさらに引き立て、幸先良すぎるスタートです!


続いての日本酒は、宮城県石巻市の銘酒「日高見」純米大吟醸です。
東条特A地区の生産者との契約栽培により収穫された特注の山田錦で醸された、まさに至高の一杯。綺麗で華やかな香りと、凛とした気品のある味わいが漂います。


合わせる次の料理は、琵琶湖で獲れた「稚鮎の手巻き寿司」。
海苔で巻いてガブリと食らうと、サクッとした食感と共に、稚鮎特有のフレッシュな香ばしさとほろ苦味が広がります。これは日本酒との相性が最高です!


■美食と美酒のコラボ
料理はさらに深みを増していきます。運ばれてきたのは、「長崎の白甘鯛と冬瓜の汁物」。
じゅんさいのつるんとした喉越しが、京の涼を感じさせてくれます。


ここで次の日本酒、福井県美浜町の地酒「早瀬浦」濱の風、特別純米酒をオーダー。
米由来のしっかりとした強めの旨みが特徴的で、呑兵衛にはたまらない骨太な味わいです。


これに合わせるのは、「五島列島の尾長鯛」「北海道の塩水ウニ」。
尾長鯛の身のハジけるようなハリ!噛むほどにほとばしる潮の香りがほとばしります。そして塩水ウニは驚くほど甘い!この濃厚な甘みに、「早瀬浦」の旨みががっちりと寄り添います。


続いては、青森・西田酒造店の名酒「田酒」特別純米酒。
こちらもどっしりとした強めの旨みとキレを兼ね備えた、日本酒好きを唸らせる一本。


焼き物の「山口の真魚鰹」(まながつお)と一緒にいただきます。
焼き立てでホクホク。カツオという名を持ちながら実は極上の白身魚である真魚鰹は、脂の乗りが絶妙で上品な味わいです。「田酒」と見事に溶け合いました。


■意外な共演と長崎の名物料理と
まだまだ日本酒の手は緩めません!続いては、同じく青森の銘酒、「陸奥八仙」芳醇超辛。
京都で、美食とともに田酒と陸奥八仙が飲めるなんて…幸せです。口に含むと華やかな香り、そしてキリッと鋭いキレ味が駆け抜けました。


合わせるのは、長崎の名物料理「長崎のハトシ」。魚とエビのすり身を食パンで挟んで油で揚げたもので、サクサクでジューシー!
油の旨みがのったアツアツのハトシを、「陸奥八仙」の超辛口なキレが後味スッキリと流し込んでくれます。


続いて驚かされたのが、「あん肝と賀茂なす」の組み合わせ。本来冬が旬のあん肝ですが、この日は極上のものが入ったとのこと。
その言葉通り、高級なバターのような濃厚な旨み!京都の旬、賀茂なすとの相性もバッチリで、本来出会うはずのなかった両者の共演に、ただただ感動です。


そしてここで登場したのは、三重のプレミアム酒「而今」純米吟醸 雄町 生!
雄町らしいふくよかな甘みとジューシーな酸味、生酒ならではのフレッシュさが押し寄せてきます。


メインの肉料理は「長崎牛のイチボ」。店主が長崎五島出身なので、長崎の素材をたっぷりと楽しめます。
おすすめの「山椒の醤油」でいただくと、まさにとろうま…。噛むほどにジューシーな肉の旨みがほとばしりました。


■驚きの〆と酒粕の余韻
そして締めのお食事へ。こちらも長崎五島の名物「五島うどん(生麺)」。
つゅるつゅる&もっちもちの食感に、コクのある魚介出汁のスープが体に染みわたります。


これで大満足の〆…と思いきや、なんとここで白米が登場!白米に、ちりめんじゃこ、高菜、生卵をミックスした「〆ごはん」!
これだけでも最高なのに、なんとここに「トマトのカレー」(ルゥのみ)まで登場。至れり尽くせりのサプライズに、満腹なはずがどんどん箸が進んでいきました。


デザートは、やさしい味わいの「酒粕のプリン」。
なんと仕込みに使用された酒粕の元の日本酒までサービスしていただき、最後の一滴まで大満喫でした。


気づけば、すっかりお腹いっぱい&いい気分。京都の洗練された極上料理と、それに寄り添う全国の銘酒を心ゆくまで堪能しました。
今日の夢中は、京都「萬寿寺はくらん」!旬の味覚と全国の銘酒が織りなす極上コラボ!夢心地のひとときでした。
ありがとう、その街酒場「京都」! ありがとう、萬寿寺はくらん!
■基本情報
名称:萬寿寺はくらん
住所:京都府京都市下京区万寿寺通烏丸西入御供石町360
アクセス:京都市営地下鉄「五条駅」から徒歩3分
営業時間:18:00~22:00
定休日:不定休










