こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、雪の酒蔵に佇む"たびねこ"に癒される…越後雪紅梅「四季を旅するお酒」あらばしり純米です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。
■「たびねこ」のお酒
今日の日本酒は、かわいらしいイラストラベルが印象的な日本酒。
越後雪紅梅「四季を旅する酒」あらばしり純米です。
「四季を旅する酒」という名前のとおり、季節それぞれにリリースされるシリーズ。
いずれにも2匹の猫「たびねこ」が描かれていることから、「たびねこ」シリーズとも言われています。
春は「悠久山の桜」純米吟醸。桜が満開に咲き誇る悠久山の縁日を楽しげに徘徊する猫。
夏は「長岡の花火」純米吟醸。長岡市街を一望できる特等席から長岡花火を見る猫。
秋は「稲刈り日和」吟醸。黄金色に輝く田園で稲刈りを手伝う猫が描かれています。
いずれも、蔵を構える新潟長岡の季節のトピックを見事に取り入れています。
今回いただくのは、そんな「四季を旅する酒」シリーズの「冬」…。
新潟の冬と言えば、やっぱり「雪」ですよね…。
ということで、やっぱり来ました、雪の新潟。イラストデザインに描かれたのは「雪の酒蔵」です。
雪のなかにちょこんと佇む猫がかわいらしい…。「たびねこ」だから、特定の宿がないのかしら?
でも、2匹とも雪でも平然としているのが頼もしいですね。
今日の日本酒は、そんな冬の風景をその名に冠した越後雪紅梅をいただきましょう。
「四季を旅する酒」シリーズの冬、「雪の酒蔵」あらばしりです。
■飲み口は
それでは、そんな新潟長岡の銘酒「越後雪紅梅」をいただきましょう。
「四季を旅する酒」シリーズ(または「たびねこ」シリーズ)から、冬のあらばしり純米「雪の酒蔵」です。
それにしても、ラベルがかわいらしい…。アーティスティックでもあります。
これはラベル買いするひとも多いんじゃないかしら?館長ふゆきは、初「たびねこ」ですが、四季それぞれに買っちゃいそうです。
雪に佇む黒猫と三毛猫の2匹の「たびねこ」を眺めながら、ひと口ふくむと…。
キュンと、舌から喉まですっきりとした味わいが、突き抜けていきます。
これは、ピュアで透明感ある飲み口です。この時期と言えば「あらばしり」…。
…ということで、しぼりたての荒々しさがあるかなを想像したのですが、それよりもフレッシュさや清涼感が際立ちます。
これはどんな料理にも合いそうです。この日は、日本海産の刺身を肴に、杯を傾けました。
たまたま新潟産の甘えびもありましたが、これがもう…相性抜群すぎです。肴と酒を交互にやっていたら、いつの間にか、すっかりゴキゲンに…。
これは、「たびねこ」ならずとも、本場新潟長岡に酒と肴をいただきに旅に出てみたい…。
悠久山の桜とか、長岡の花火とか、ぜったいに日本酒と合いますよね…。「たびねこ」と一緒に新潟長岡を旅したい…そんな風に思いながら、杯がどんどん進む日本酒でした。
ありがとう、越後雪紅梅「四季を旅するお酒」! ありがとう、「雪の酒蔵」!
■基本情報
名称:越後雪紅梅「四季を旅するお酒」冬(雪の酒蔵)
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分:16度
精米歩合:60%
製造者:長谷川酒造株式会社
新潟県長岡市摂田屋2-7-28