こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「越の白鳥」純米吟醸無濾過原酒！新潟上越から届いた「これぞ日本酒」の力強い日本酒…です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。
■越の白鳥
今日の日本酒は、新潟上越から届いた「越の白鳥」（こしのはくちょう）。
この酒を醸すのは、1922年創業の新潟第一酒造です。
「越の白鳥」という名前は、一般公募でつけられました。
白鳥の渡来地として有名な瓢湖（阿賀野市）にちなんだ、「白鳥」の投票数が一番多かったのだとか。「越後の」「新潟の」という意味で「越の」がつきました。
今日いただくのは、「越の白鳥」の純米吟醸、無濾過原酒です。
ラベル裏にはこんなメッセージが刻まれています。
純米吟醸 ４号 無濾過原酒
令和2BYの仕込み4番目。搾ったばかりのお酒を瓶火入れ。爽やかな吟醸香と気品ある贅沢な味わいが特徴です。酒は生き物、季節の妙をご堪能あれ。
（ラベル裏より）
さあ、いただきましょう、新潟の白鳥を冠した日本酒を…。
今日の夢中は、新潟上越から届いた「越の白鳥」純米吟醸、無濾過原酒です。
■飲み口は
それでは早速、「越の白鳥」の純米吟醸、無濾過原酒をいただきましょう。
白いラベルに、筆で記された「越の白鳥」の文字が力強いですね。
その筆文字の通り、ひと口めからして「これぞ日本酒！」という強めの酒の香り。
さすがは、無濾過原酒。無濾過ならではの酒本来の旨味、生まれたての酒の個性が味わえます。
「白鳥」のイメージとは対極の、濃いめの味わい。クセのある飲み口です。
これは日本酒ビギナーがきついかも…。でも、飲兵衛にはたまらない味わいです。
酸味も甘味もしっかりと味を主張しています。
ときに酸味が、ときに甘味が、飲むほどに主役が変わるように、それぞれが個性を発揮します。
まさに「酒は生き物」。栓を開けた翌日には、その個性がさらに際立ちました。
これはすっかりいい気分…。もはや心は天を舞う白鳥。気持ちよく新潟上越の空を飛んでいくのでした…。
ありがとう、越の白鳥！ ありがとう、新潟第一酒造！
■基本情報
名称：越の白鳥 純米吟醸 ４号無濾過原酒 秘伝仕込み
原材料名：米（国産）、米麹（国産米）
アルコール分：16度
製造者：新潟第一酒造株式会社
新潟県上越市浦川原区横川６６０
