
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「名誉酔心」純米大吟醸生地!衝撃のやわらさと豊かさ…"超軟水"仕込みの真価です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■酔心
今日の日本酒は、広島県の酔心山根本店から届いた至高の一滴を紹介します。
酔心山根本店は、万延元年(1860年)創業、瀬戸内海の穏やかな潮風を感じる三原市に蔵を構える老舗酒蔵です。
広島の酒造りは「軟水仕込み」が特徴です。軟水仕込みで造られた酒は、醗酵が穏やかに進み、口当たりのまろやかな味わいになります。
醉心山根本店の酒は、それをさらに極めた「超軟水仕込み」。仕込み水に、鷹ノ巣山山麓のブナの原生林から湧き出る硬度14の超軟水を使用。これを長期低温醗酵で仕上げています。
こだわりの仕込み水・超軟水「ブナのめぐみ」は、あらためて「本物の軟水仕込みへの回帰」を決意した5代目蔵元と6代目蔵元が、平成12年 (2000年)に探り当てた水脈から得ています。
地下水脈は1メートル異なるだけで水質が変わるため、現在の場所を掘り当てるまでは、期待と落胆を繰り返す試行錯誤の日々だったとか…。
今回いただくのは、同蔵が醸す最高級ラインナップの一つ、「名誉酔心 純米大吟醸 生地(原酒)」です。
ラベル裏には、蔵元から次のようなメッセージが刻まれていました。
特撰 純米大吟醸生地 名誉酔心(純米大吟醸 原酒)
酔心独自の軟水醸造により、きめこまかな味と繊細な口当たりの逸品に仕上がりました。
純米大吟醸生地の豊かな芳香、絶妙な飲み口を存分にご堪能下さい。

■飲み口は
それでは早速、広島県三原市の酔心山根本店が醸す「名誉酔心 純米大吟醸 生地」をいただきましょう。
黄金色のラベルがまぶしい…。贈答や祝辞事に用いられることも多い逸品です。
杯に注ぐと、そのラベルの色を映してか、透明度の高い液体がわずかに黄金色を帯びて、きらきらと輝くように見えます。


うっとり魅入られるように、そのまま口もとに運んだ瞬間、その「質感」に驚きました。
やわらかな口当たり、絹のように滑らかなタッチ…。舌から喉へスルスルと滴り落ちる感覚は、初体験の「超軟水仕込み」の衝撃です。
そのやわらかさに拍車をかけるのが、その後にやって来る「甘さ」です。
これもまた、軟水醸造の特徴なのでしょうか、口のなかにふくよかで上品な甘味と香りが広がります。
原酒ならではの力強い旨味を楽しめるのも、この「純米大吟醸 生地」の醍醐味。
芳醇な米の旨味と、程よい酸味が絶妙に調和して、口のなかを豊かに満たしていきます。


ソフトで甘く、そして芳醇…。杯が進まないわけがありません。気づけばすっかりいい気分、超軟水仕込みの「酔心」に魅入られたのでした。
今日の夢中は、「名誉酔心」純米大吟醸生地!衝撃のやわらさと豊かさ…"超軟水"仕込みの真価でした。
ありがとう、名誉酔心 純米大吟醸 生地! ありがとう、酔心山根本店!
■基本情報
名称:「名誉酔心」純米大吟醸生地
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:50%
アルコール分:16度
製造者:株式会社酔心山根本店
広島県三原市東町1-5-58










