こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、南アルプスの銘酒「七賢」ひやおろし純米です。
■七賢
創業、江戸寛永3年(1750年)。
300年の系譜をつむぐ老舗の造り酒屋。それが「七賢」です。
創業の地は、南アルプスのふもと白州の地。
初代蔵元が白州の水の良さに惚れ込んで、信州高遠から分家して酒造業を始めました。
5代蔵元のときに、高遠城主から母屋の新築祝いに「竹林の七賢人」の欄間をもらいました。
これが現在の「七賢」の名前の由来となっています。
ちなみに「竹林の七賢人」とは、中国の三国時代末期に酒を酌み交わしながら清談を行ったという賢人たちです。
創業からこだわっているのは、白州の水と相性のいい酒造り。
試行錯誤しながらたどり着いたのが「七賢」。南アルプス甲斐駒ヶ岳の伏流水を醸した銘酒です。
■飲み口は
今回いただくのは、銘酒「七賢」の限定の純米ひやおろしです。
南アルプス甲斐駒ヶ岳の伏流水はもちろん、山梨県産米を100%使用。
地の水、地の米、地の人がそろった白州の地酒です。
その飲み口は、透明感のあるスッキリとした味わい。やや辛口。
それでいて、やわらかな米の旨味が口のなかに広がります。
これ、和食に抜群に合いそう。富士山を眺めながら飲んだら美味しいだろうな…。
ラベル裏にはこんなメッセージが書かれています。
名水の里・白州にて南アルプス甲斐駒ヶ岳の伏流水で醸した限定の純米酒です。
低温でゆっくりと熟成させることで雑味を出さずに円熟した旨みを引き出すことを意識しました。
この季節ならではの芳醇な味わいとキレの良い後味を是非お楽しみください。
まさに、名水の里・白州が生んだ銘酒。
竹林の七賢人ならずとも、きっと杯が進む美しい日本酒です。
ありがとう、七賢! ありがとう、白州!
■基本情報
品名:七賢 ひやおろし 純米
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:70%
アルコール分:16度
製造者:山梨銘醸株式会社 山梨県北杜市白州町台ケ原2283