
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、「日光誉 純米吟醸」五百万石100%!日光の風土が育む清らかで透明感あふれる美酒です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■日光誉
今日の日本酒は、豊かな自然と歴史が息づく栃木県日光市から…。
同地に蔵を構える渡邊佐平商店が醸す「日光誉 純米吟醸 五百万石100%」です。

渡邊佐平商店は天保13年(1842年)の創業。日光の自然と歴史のなかで長く酒造りを続けています。
日光山麓の清冽な名水と日光連山から吹き下ろす冬の寒気は酒造りに恵まれた環境。そこに伝統を受け継ぐ杜氏と蔵人の丁寧な仕事でもって、数多くの美酒を醸してきました。
なかでも、同蔵がこだわるのが「純米醸造酒こそ本来の地酒である」と手掛ける純米酒づくり。
なんと全製造量中の約90%が「純米醸造酒」となっていて、これは純米率栃木県No.1なのだとか。
そんな蔵元が醸す日本酒の中から今日いただくのは、代表銘柄の「日光誉」(にっこうほまれ)。
もちろん純米醸造、酒造好適米「五百万石」を100%使用した「日光誉 純米吟醸 五百万石100%」です。
さて、日光の豊かな自然と歴史が育んだ、こだわりの純米醸造酒の味はどうでしょうか…。ごくりと喉が鳴ります。
■飲み口は
それでは早速、日光の蔵元・渡邊佐平商店こだわりの銘酒「日光誉 純米吟醸 五百万石100%」をいただきましょう。
まず杯に注いだ瞬間、その透明度の高さに驚かされます。光にかざすと、まるで湧き水のように澄んでいます。
これは、日光山麓の清冽な名水と澄んだ空気をそのままとじ込めたかのよう…。飲む前から清らかな気分になれます。


吸い込まれるように杯を口もとに運ぶと、まず柑橘系のフルーティな香りがふわりと立ち上がりました。
その香りとともに杯を傾けると、透き通った見た目そのまま、雑味のない透明感あふれる旨みが口のなか一杯に広がりました。
なんといっても特徴的なのは、清らかでいてキレの良い酸味。芯の通った酸味は後味にまでしっかりと残ります。
これは、淡麗でスッキリとした味わいとキレのある後味を引き出すとされる酒米「五百万石」の醸す味わいかも…。どんな料理にも合いそうです。


気づけば、どんどん杯が進んですっかりいい気分に。まるで日光の雄大な自然の中にいるかのように、清々しい気持ちになりました。
日光の美酒を醸してくれた蔵元に感謝です。今日の夢中は、「日光誉 純米吟醸」五百万石100%!日光の風土が育む清らかで透明感あふれる美酒でした。
ありがとう、日光誉! ありがとう、渡邊佐平商店!
■基本情報
名称:日光誉 純米吟醸 五百万石100%
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:55%
アルコール分:15度
製造元:株式会社渡邊佐平商店
栃木県日光市今市450











 
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                         
                        
 
																 
																 
																 
																 
																 
																 
																 
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      
				
							