こんにちは。夢中図書館へようこそ！
館長のふゆきです。
今日の夢中は、栄光冨士「アスタリスク」辛口純米！"雪の女王"のように美しくキレある冬ひや酒です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。
■アスタリスク
今日の日本酒は、山形県鶴岡市の銘酒「栄光冨士」から冬の限定酒が届きました。
それが、冬にキリリと冷やして飲める「冬ひや酒」、辛口純米「アスタリスク」です。
美しい白いラベルが印象的です。
紋章のような「＊」（アスタリク）…なんだかファンタジーの扉絵のよう…。
その印象そのまま、ラベル下には「小さな星の物語」と記されています。
「＊」が雪の結晶のようにも見えるから、雪の女王「ASTERISK」（アスタリスク）の物語…みたいです。
ラベルデザインでこれほど引き込まれるのも面白い…。これも栄光冨士の魅力なんだよな…。
ラベル裏には、蔵元から次のようなメッセージが刻まれています。
辛口純米酒アスタリスク
戦国武将・加藤清正公をゆかりとする山形県鶴岡市の酒蔵・冨士酒造が醸す、冬限定の純米酒！山形県産の「出羽の里」を80％まで磨き上げた、クセが無く、後味のキレの良い、辛口の純米酒。雪解けの様に口の中でふわりと味舞う食中酒としてオススメの１本です。
（ラベル裏より）
ファンタジックなラベルデザインの裏側に登場するのは、戦国武将・加藤清正…。
雪の女王から戦国武将へ…。これはなかなかに興味深い日本酒です。早速いただきましょう。
■飲み口は
栓を開けると、美しいラベルを眺めながら、ゆっくりと杯に注ぎます。
ほんと、このデザインは日本酒には見えないよな…。
そんな風に思いながら、グビリとひと口含みます。すると…。
これは辛い…。なんというドライな飲み口なんでしょうか。
純白のラベル色のように、クセの無いクリアな飲み口です。
口の中が磨かれるようなキレ味で、後味に少し苦みが残るくらい。
これは、どんな料理にも合いそう…。蔵元が「食中酒としてオススメ」するのも納得の一本です。
冬のひや酒は、これくらいキレ味のがあっていいのかも。
今日の日本酒は、冬のひや酒、栄光冨士「アスタリスク」辛口純米。
まるで「雪の女王」のような、美しくてすっきりキレ味のある日本酒でした。
ありがとう、栄光冨士！ ありがとう、アスタリスク！
■基本情報
名称：栄光冨士 辛口純米 アスタリスク
原材料名：米（国産）、米麹（国産米）
使用酒米：出羽の里100％
精米歩合：80％
精米産地：山形県
使用酵母：山形酵母
製造者：冨士酒造株式会社
山形県鶴岡市大山３－３２－４８
