こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中図書館「日本酒館」は、その街の食と酒を楽しむ「その街酒場」。
今日は、愛知岡崎へ。東岡崎駅近くにある「はせ川」で美味しい料理と美味しい日本酒をいただきます。
■はせ川
今日は、趣味の城めぐりで、徳川家康生誕の地「岡崎城」のある愛知県岡崎市へ…。
結構歩いたので、すっかりお腹が空きました。もちろん喉も乾いています。
…ということで、この日は愛知岡崎で「その街酒場」。
ぶらり立ち寄ったのは、名鉄「東岡崎」駅近くにあるこちらの店。「はせ川」です。
まずは生ビールをオーダー。
お通しは、肴三品。この日は、青菜とかぼちゃとホタルイカでした。
さらに、岡崎に来たなら地元岡崎の食材を使った料理をいただきましょう。
岡崎まるや八丁味噌を使用した「どて煮」と山下納豆を使用した「月見なっとう」をオーダー。
まずは「どて煮」をひと口がぶり…。これは、見た目を裏切らない、こってりした濃厚な味です。
豚もつもトロリやわらか…コクのある八丁味噌がよく合います。もちろん、お酒とも相性ピッタリ。
ビールの次は、地元の日本酒をいただきましょう。
オーダーしたのは、地元岡崎の酒「二兎純米萬歳70生原酒」です。
グビリと杯をあおると、生原酒らしいピリリとした微発泡感…。疲れた身体に染みわたります。
味わいは、フレッシュな酸味とその後にやってくる甘み。まさに二兎を追う味です。これは飽きがこない…どんどん杯が進みます。
■地元料理と地酒と
酒の勢いに押されるように、「月見なっとう」をいただきます。こちらは、地元岡崎の老舗「山下納豆」の手作り納豆を使用した逸品。
心なしか、粘りも味も濃厚です。卵と混ぜて、糸を引くままかき込みました。これはご飯がほしくなる…。
ご飯の代わりに、同じく米からできた日本酒を…。岡崎の酒「孝の司」生貯蔵酒をオーダー。
ラベルには岡崎城と思しき城が描かれています。「天下泰平」の文字も…。さすが家康生誕の地。
杯に注いでひと口含むと、なんて軽やかで爽快感ある味わいでしょう…。
どんな料理にも合う、すっきりとした飲み口です。これは、天下のみならず食卓にも泰平をもたらすでしょう。
続いて、お刺身「おまかせ5種の盛り合わせ」をオーダー。
この日のラインナップは、本まぐろ、天然ひらまさ、寒グレ昆布〆、さより、炙りサワラ、甘エビ。
一品オマケしてくれたみたい。板前さん、ありがとうございます!
全部うまかったのですが、特に本まぐろの赤味がトロ旨…。養殖ものですが、とれたて国内産、お隣りの三重県から届いたもの。絶品でした。
この刺身と一緒にいただいた日本酒は、「蓬莱泉(ほうらいせん) 可(べし)」。
こちらは、愛知県北設楽郡にある関谷醸造が醸す奥三河の地酒。ラベルの達磨が趣ありますね…。
飲み口は、こちらも軽やか。穏やかな香りと透明感のある美しい飲み口を楽しめます。
この味わいは奥三河の水や自然がつくり出したのかな…。なんでも蔵元の社員たちが酒米づくりにも取り組み、地域の豊かさを生かした酒造りに励んでいるそうです。
気づけば、すっかり気分は天下泰平…。ふらふらと天下人の気分で店を後にしたのでした。
今日の夢中は、その街酒場「愛知岡崎」はせ川。愛知岡崎は、お酒も料理も美味しい町でした。
ありがとう、愛知岡崎! ありがとう、「はせ川」!
■基本情報
名称:はせ川
住所:愛知県岡崎市明大寺本町4丁目9
アクセス:名鉄「東岡崎」駅から徒歩3分
営業時間:(火~木)16:00~23:00 (金土)16:00~0:00 (日)16:00~22:00
定休日:月曜日