万葉の昔をしのぶ和歌山の地酒”黒牛” 純米しぼりたて生酒

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、和歌山の銘酒「黒牛」、純米しぼりたて生酒、原酒です。

■黒牛

「黒牛」。
なんともインパクトのある名前ですね。

この「黒牛」を醸すのは、和歌山にある老舗酒蔵、名手酒造店です。
蔵は、和歌山市の南、海南市黒江にあります。

「黒牛」という名前の由来は、その蔵のある海南市黒江にあります。
約1300年前、海南市黒江は、入江奥の浜辺でした。そして今の蔵のある付近には、黒い牛の形をした岩が見られたといいます。
古く万葉集のなかの和歌で「黒牛潟」と詠まれたのが、この黒江の地です。

蔵元は、正統な純米酒を醸すにあたり、地元の伝承を背負う覚悟を示すとともに、万葉の昔をしのぶような、まろやかな味わいを目指し、酒銘を「黒牛」としました。

■飲み口は

それでは、さっそくいただきます。

一口含むと、ほとばしるようなフレッシュな香り。さすがはしぼりたて生酒。元気いっぱいな黒牛のよう。
それでいてまろやかさを感じるのは、米の甘みと旨みがたっぷり詰まっているからでしょうか。

飲み進めるうちに、次第に芳醇さを増していくようです。ラベルを見たらアルコール度数18度~19度。
なるほど、結構度数高めですね。だんだん黒牛が暴れてきました。もうすっかりいい気分です。モ~。

フレッシュさと柑橘系の香りの裏に、こってりとした原酒の旨みを楽しめます。
万葉の昔をしのぶ和歌山の銘酒「黒牛」。暴れ牛には十分にご注意ください。

ありがとう、黒牛! ありがとう、名手酒造店!

■基本情報

品名:純米しぼりたて 黒牛(くろうし) 生酒 原酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
アルコール度数:18度以上19度未満
日本酒度:+3.5
酸度:1.8
アミノ酸度:1.4
使用米:山田錦25%、酒造好適米75%
精米歩合:麹・酒米50% 掛米60%
仕込み水:万葉黒牛の水
醸造元:名手酒造店 和歌山県海南市黒江846番地

ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 酒ブログへ

 

 

 

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事