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館長のふゆきです。
今日の夢中は、搾りたての衝撃!遠藤酒造場「直虎」純米吟醸無濾過生原酒の、湧き上がる旨味と圧倒的フレッシュ感です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■直虎 純米吟醸 無濾過生原酒
今日の日本酒は、長野県須坂市にある老舗酒蔵・遠藤酒造場から届いた一本です。
それがこちら、力強い筆文字ラベルが印象的な「直虎」。純米吟醸、無濾過生原酒です。
「無濾過生原酒」という響きだけで、お酒好きなら胸が高鳴ります。
搾りたての成分をそのまま残し、加熱処理(火入れ)も加水も一切していない、いわば「すっぴん」のお酒。

そんな無濾過生原酒の、素のままの力強さを象徴するかのように、シンプルで勇ましい銘柄名「直虎」。
戦国時代の女城主、あるいは猛虎を連想させるその凛とした名前に、飲む前から「どれほどエネルギッシュな味わいなんだろう?」と喉が鳴ります。
この酒を醸す遠藤酒造場は、元治元年(1864年)創業という、160年以上の歴史を誇る老舗の酒蔵です。
伝統的な技法を守り続ける一方で、飲む人が笑顔になるエンターテインメント性も大切に、新しい日本酒のスタイルを次々と提案しています。
以前いただいた「彗(シャア)」も、遠藤酒造場が醸す忘れられない一本でした。
他にもVTuberとのコラボ酒だったり、酵母が"生きている"酒「どむろく」だったり、今回の「直虎」を含めて、同蔵のチャレンジにはこれからも目が離せません。
■飲み口は
それでは早速、遠藤酒造場が醸す、「直虎」純米吟醸をいただきましょう。搾りたての無濾過生原酒です。
勇ましい筆文字「直虎」ラベルを眺めながら、トクトクと静かに杯に注ぎます。
杯を鼻に近づけた瞬間、飛び込んできたのはピチピチとしたフレッシュな香り。もぎたての青リンゴや和梨を思わせる、爽やかでフルーティな吟醸香が優雅に広がります。


フレッシュな吟醸香に誘われるようにグビリとひと口含むと…。生原酒特有の、ピリリと舌を刺激するガス感。
そして間髪入れずに、凝縮された濃厚な米の旨味と、ジューシーな甘みがじゅわっと、口のなかいっぱいに一気に広がります。
さらに次の瞬間、今度は輪郭のハッキリとした、キレのある酸味が味覚全体をキュッと引き締めます。
この酸味のおかげで、原酒ならではのボリューム感がありながらも、杯を重ねても全くもたれることがありません。


湧き上がる米の旨味とフレッシュな酸味の絶妙なバランスに、もう一杯、そしてもう一杯と、どんどん杯が進んでいきます。
これはまるで、すっぴん美人の女城主から杯を注いでもらってるみたい。「直虎」の美味しさに、あっという間に陥落したのでした。
今日の夢中は、搾りたての衝撃!遠藤酒造場「直虎」純米吟醸無濾過生原酒の、湧き上がる旨味と圧倒的フレッシュ感でした。
ありがとう、直虎! ありがとう、遠藤酒造場!
■基本情報
名称:直虎 純米吟醸 無濾過生原酒
アルコール分:17度
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合:59%
製造者:株式会社遠藤酒造場
長野県須坂市臥竜1-9-1










