
こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、純米酒「きくつか-陽-」!岩手雫石から届いた限定酒。キンキンに冷やして飲みたい夏の酒です。
さまざまな日本酒を楽しむ「夢中図書館 日本酒館」。飲み口レポートや銘柄情報など幅広く日本酒の魅力を伝えます。

■きくつか-陽-
日差しが心地よく、冷たいものが恋しくなるこの季節。
酒屋さんの冷蔵庫のなかで、ひときわ目を引く鮮やかなブルーと美しいグラデーションのラベルに出会いました。
それが、岩手県雫石町の菊の司酒造が手がける夏季限定酒「純米酒きくつか-陽-」です。
「陽」という名にふさわしい、燦々と降り注ぐ太陽の輝きを連想させる佇まい。手に取った瞬間から、「キンキンに冷やして夏の夜に飲んだら美味しいだろう」と、喉が鳴りました。

「純米酒きくつか-陽-」を醸すのは、創業1772年(安永元年)という、岩手県最古の歴史を誇る「菊の司酒造」です。
長年、盛岡市の中心部で酒造りを行ってきましたが、さらなる酒質の向上と理想の環境を求め、2022年に岩手県雫石町へと蔵を移転しました。
目指すのは、雫石の空気、水、米の豊かな自然環境で生まれる「雫石テロワール」。
岩手最古の酒蔵の伝統を受け継ぎながら、最新の機械と設備を駆使し、地元に根ざした酒造りを行っています。
今回いただく「きくつか-陽-」は、岩手県で開発されたオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使用した純米酒です。
精米歩合は60%まで丁寧に磨き上げられ、アルコール度数は14度とやや低めに設計されています。これは、夏の暑い日でもスイスイと心地よく飲めそう…。
雫石の美しい四季の移ろいを表現した「きくつか」シリーズの、まさに「夏の顔」とも言える限定品です。
■飲み口は
それでは早速、岩手雫石の酒蔵「菊の司酒造」が手掛ける夏の限定酒「きくつか-陽-」をいただきましょう。
よく冷やしたグラスに、しっかりと冷やした「きくつか-陽-」をトクトクと注ぐと…。
見ているだけで涼を呼ぶ、圧倒的な透明感。グラスに注がれたお酒は、まるで雫石の清流そのもののように、みずみずしい輝きを放っています。
グラスに鼻を近づけると、まず飛び込んでくるのは、もぎたての青リンゴや和梨を思わせる、甘酸っぱくフレッシュな香り。
派手すぎず、おだやかに広がるフローラルなニュアンスもあり、涼やかな風が吹き抜けるような清涼感があります。


そんな香りに引き込まれるように、グビリとひと口。すると口に含んだ瞬間、キュンと引き締まる酸味が駆けめぐります。
まるで白ワインを思わせるような、みずみずしくスッキリした酸味が口いっぱいに広がります。
しかし、ただ酸っぱいだけではありません。そのすぐ後から、「吟ぎんが」ならではの程よいお米の旨味と優しい甘みが優しく追いかけてきます。
喉越しは驚くほどサラリとしていて爽快。後味には心地よい酸の余韻がふわりと残り、最後は綺麗に消えていきます。


これぞ、夏の暑さを忘れさせてくれる、スッキリ爽快な酒。キンキンに冷やして飲みたい、夏を楽しむための日本酒です。
今年の夏も暑くなりそうです…。そんな夏の夜に、この季節限定の夏酒をグビリとあおって、特別な夏のひとときを楽しみませんか。
今日の夢中は、純米酒「きくつか-陽-」!岩手雫石から届いた限定酒。キンキンに冷やして飲みたい夏の酒でした。
ありがとう、純米酒きくつか-陽-! ありがとう、菊の司酒造!
■基本情報
名称:純米酒 きくつか -陽-
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:14度
製造者:菊の司酒造株式会社
岩手県岩手郡雫石町永山狼沢11-1










