岩手紫波「月の輪」!平安の合戦浪漫、吉兆の銘酒

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、岩手紫波の日本酒「月の輪」です。

■月の輪

岩手紫波の地酒「月の輪」
醸すのは、創業1886年(明治19年)の月の輪酒造です。

「月の輪」の名の由来は、平安時代後期「前九年の役」の頃にさかのぼります。
岩手県紫波の地に、源頼義・義家父子が陣を進めて宿営しました。
たまたま9月15日の月夜に、源氏の日月の旗が小堤に映り、金色に輝いたと言います。

これを見た軍勢の士気は大いに高まり、将軍頼義も「吉兆なり」と喜んで、池の中央に太陽と三日月の中島を造らせました。
その後、陸奥の地を治めた藤原秀衡がこれを修復し、これを「月の輪形」と呼んだと伝えられています。

この「月の輪形」は紫波町の史跡に指定され、今もその形を残しています。
平安の合戦浪漫…。当地を訪れたくなっちゃいました。

■飲み口は

さて、そんな平安浪漫を名にする「月の輪」。今回いただくのは、生酛純米、生原酒です。
さっそくいただきます。

口にふくむと、清らかな酸味と程よい渋みが広がります。
特に、透明感のある渋みがツーンと通ったような味は独特な味わいがあります。

甘いお酒とは一線を画す、飾らない味。
ほろ苦な味わいは、いろんな料理と相性がいい。杯と箸が止まりません…。

ここ岩手紫波は、南部杜氏発祥の地として知られています。
現在の月の輪酒造の杜氏は女性。伝統の継承と技術の革新にチャレンジしています。

ありがとう、月の輪! ありがとう、岩手紫波!

■基本情報

品名:月の輪 生酛純米 生原酒
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
原料米:国産米100%
精米歩合:65%
アルコール分:16度
製造者:有限会社 月の輪酒造店
岩手県紫波郡紫波町高水字向畑101

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