ボジョレーに負けるな!日本には山梨ヌーボーがある!勝沼醸造「アルガーノ甲州2017」

B!

 

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、ついにボジョレー・ヌーヴォーが解禁しましたが、日本には山梨ヌーボーがある!?勝沼醸造の「アルガーノ甲州2017」です。


■「日本酒館」番外編

ついに、今年もボジョレー・ヌーヴォーが解禁されました。
ボジョレー・ヌーヴォーは、フランスのブルゴーニュ地方にあるボジョレーでその年に収穫されたブドウで醸造された新酒のこと。
毎年、11月の第3木曜日に解禁され、日本では世界で一番早く発売されるため、例年大いに盛り上がります。


(ボジョレー・ヌーヴォー/写真ACより)

のん兵衛を自認する館長ふゆきも、毎年世間の盛り上がりに流されて、数本いただくことになるのが恒例です。
フルーティで爽やかな飲み口なんですよね、ボジョレー・ヌーヴォー。普通の赤ワインよりも醸造期間が短いので、渋みが少ない分、飲みやすいのが特徴です。

でも今年は、酒屋でちょっと見慣れないポップを見かけました。

「山梨ヌーボー 待ちわびた感謝と喜びの日 ついに解禁!」

えっ、ボジョレーじゃないの?そこに並べられているのは、メイド・イン・ジャパンのワインの数々。

そもそも、日本酒を紹介する当ブログ「夢中図書館 日本酒館」。
ワインを紹介するのはルール違反?…かもしれませんが、ボジョレーならアウトでも、日本の果実酒ならぎりぎりセーフでしょう!?

…ということで、今回は、「夢中図書館 日本酒館」の番外編として、日本ワイン「アルガーノ甲州2017」を紹介します。

■山梨ヌーボー

ワインの新酒と言えば、ボジョレー・ヌーヴォーが有名ですが、実は、日本を代表するワイン生産地である山梨県にも新酒の解禁日があります。
それが「山梨ヌーボー」。例年11月3日が解禁日です。

山梨ヌーボーに使用されるブドウ品種は、ワイン用ブドウの日本固有品種でもある「甲州」と「マスカット・ベリーA」。
今回いただくのは、白ワイン用のブドウ品種である「甲州」を原料とした、勝沼醸造の「アルガーノ甲州」です。

■勝沼醸造

醸造元である勝沼醸造株式会社は、世界でもその名を知られる老舗ワイナリー。
そのワインはJAL国際線ファーストクラスやエグゼクティブクラスでも提供されています。

日本古来のワイン用ブドウ品種である「甲州」にこだわったワイン造りを実践。
1937年の創業以来、山梨の勝沼に根ざし、ブドウ栽培からワイン醸造まで一貫して手がけます。
甲州ワイン作りに特化した名門ワイナリーです。


(甲州(ブドウ)/Wikipediaより)

■アルガーノ甲州2017

今日は、その勝沼酒造が送る2017年の新酒「アルガーノ甲州2017」をいただきます。
限定16,000本の白ワインです。さっそくいただきます。

おぉ~、さすがはヌーボー。瑞々しいフレッシュな飲み口です。
きりりとした酸味が口の中に広がります。それでいて日本酒にはない、果実本来の爽やかな風味が味わえます。

ラベルには次のように記載されています。

甲州盆地で収穫された甲州ブドウの新鮮な風味を大切に醸造したワインです。
華やかな果実の香りと甘味と酸味のバランスの良い爽やかな味わいをお楽しみください。

ワインってこんなに飲みやすかったっけ…。これってどんな料理にも合うんじゃないかしら?
料理と一緒に飲むと、ついついペースが早くなるのが心配です。

日本が世界に誇るワイン生産地、山梨が生んだ新酒「山梨ヌーボー」。
ボジョレーもいいけど、身近な大地で育まれたワインの新酒を、ときに楽しんでみてはいかがでしょうか。

ありがとう、アルガーノ甲州!ありがとう、勝沼醸造!

■基本情報

「アルガーノ甲州2017」
品目:果実酒
原材料名:ぶどう(山梨県産、甲州種100%)
製造者:勝沼醸造株式会社
アルコール分:11.0%

最新の記事はこちらから