海坂藩の豊かな自然が育んだ日本酒”純米大吟醸 和田来 亀の尾”

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、山形県鶴岡の銘酒、「純米大吟醸 和田来(わたらい)亀の尾」です。

■和田来(わたらい)

純米大吟醸 和田来(わたらい)亀の尾。

この地酒を醸すのは、山形県鶴岡市にある株式会社渡會本店です。
創業は江戸時代、二大将軍秀忠の頃と言われています。

山形庄内は酒造好適地として江戸時代に大いに栄えました。
月山・朝日山系の山々から流れ出る清冽な川の水と、庄内平野で育まれた良質米。
これら「天恵の地の利」を生かし、380年続く伝統の技で真摯に醸す酒造りが、この蔵の特徴です。

特にこの「和田来」は、同蔵が2005年に立ち上げた新ブランド。
藤沢周平氏の小説に登場する「海坂藩」のモデルとされる鶴岡の地。
この地で育まれた米を原料にして、丁寧に醸されたのがこの日本酒です。

名前には、鶴岡の「田んぼ」からとれた米で醸した地の酒とともに、「和み」がやって「来る」ように願いが込められています。

■飲み口は

それでは早速いただきます。

意外に濃厚。純米大吟醸の清らかさを期待して飲むと大いに裏切られます。
力強い酸味と旨味が広がります。たしかにフルーティーだけど、若くはない。熟している果実ですね。

これが亀の尾の威力なの?
山形県庄内産の希少な亀の尾を50%まで精米。杜氏たちが精魂込めて醸した地酒です。
杯の向こうに、海坂藩の芳醇な自然が見えるようです。

ありがとう、和田来! ありがとう、庄内の自然!

■基本情報

原材料名:米(山形県産)、米麹(山形県産米)
精米歩合:50%
原料米:山形県鶴岡産 亀の尾 87%、山形県産 出羽燦々 13%
アルコール分:16度
酸度:1.0ml
アミノ酸度:0.7ml
杜氏:渡會俊仁(蔵元専務)
製造元:渡會本店 山形県鶴岡市大山2丁目2-8

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