若き後継者が挑む、伝統と自然へのこだわり。六号酵母が生み出す芳醇な旨味。新政酒造「ナンバー6」を飲む。

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今回の「夢中」は、いま一番気になっている酒蔵「新政酒造」から、「ナンバー6」です。

■新政酒造

「新政酒造」。
秋田にある酒蔵で、最近、東京でも知名度も上がってきていますね。

ここでつくるお酒は、種類もいろいろあるんですが、いずれも芳醇なコクがあって美味しいんですよね。

一貫しているのは、酒づくりに対するこだわり。
それは、秋田県産米へのこだわり、そして、生酛(きもと)純米造りへのこだわり。
さらには、六号酵母へのこだわりです。

秋田県産米へのこだわりは、蔵元の所在する地域への感謝、敬いの気持ちが込められています。

生酛(きもと)づくりについて詳細はしません(できません)が、酒造りの技法の中でもっとも伝統的な造り方と言われています。その蔵でつくられる天然の乳酸菌を使うのが特徴です。

六号酵母は、この新政酒造が生み出した酵母(糖分をアルコールに変える働きをします)。
1号から5号までは西日本で生まれた酵母であったのに対して、6号は秋田で生まれました。
寒さに強いのが特徴だそうです。

こんなこだわりを持った酒造りに取り組んでいるのが、新政酒造の佐藤祐輔社長です。
東大卒の、元フリーの記者という異色の経歴が喧伝されますが、若き経営者の挑戦がこの蔵元を変えたのは間違いありません。

それまでは普通酒中心だった蔵元を、添加物を一切使わないこだわりの酒をつくる蔵元に変革しました。
そこには、新しい酒造りへの挑戦意欲と、秋田のもの・新政のものへの自信があったのではないかと思います。

■ナンバー6

‥と前置きが長くなりましたが、それでは、この新政酒造の代表的な酒、「ナンバー6」をいただきます。
「ナンバー6」とはもちろん、六号酵母のことですね。

新政の定番の生酒。
もちろん、秋田の米、秋田の水、そして六号酵母にこだわってつくられています。

米のせいなのか酵母のせいなのか分かりませんが、米の甘みがとっても引き立っています。
フレッシュでいてコクがある。この芳醇さは秋田の自然が生み出したのかな?
‥飲みだすと、止まりません。

ちなみに、この「ナンバー6」、「R-type」と書いているのは、レギュラータイプということ。
いわば定番中の定番です。
この上位酒として、「S-type」と「X-type」があるのですから驚きです。どんなに美味しいんだろう?

新進気鋭の佐藤祐輔社長と若き杜氏たちの酒造りに込めた真摯な思い。
「革新的」と言われながらも、実は「伝統的」なものへのこだわり。
これらの結晶としての「ナンバー6」。マジで美味しいです。

ものづくりへの「思い」って、出来上がったものに伝わるのかな?
ささやかながら、飲み手としても、一杯でも多く飲むことで、その「思い」に感謝を伝えたい。
そんな風に思う日本酒なのでした。
‥え?「呑む言い訳だろ!」って?聞こえない、聞こえない。。。

明日も美味しい一杯、いただきます。ありがとう、新政酒造!

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